声について

みなさま、こんばんは。

随分と涼しくなり、あとはドンヨリ空が去って、
穏やかなお天道様にコンニチハしまくりな日々がやってくるのを
心待ちにしている今日この頃のワタクシです…。

さて、先日9/13のLiveへお越し頂きました方々、
お礼が大変遅くなりましたが、
雨でお足元の悪い中を、ありがとうございました!

この日のLiveについて言及する前に、
皆様にお話しがあります。

Liveレポと絡めるには
あまりにも長くなりそうなので、
今回は声のことに関してのみ記すことに致します。

尚、そのLiveにつきましては、
明日以降、改めて近日中にアップ致しますので、
引き続き今暫くお待ち頂ければ幸いです。

さて本題です。

二度目の開腹手術をしてから2年が経ち、
また、Liveを再開して1年半弱が経過いたしました。

その間、Liveへお越し頂いたお客様の中には、
有り難いことに、何度もお越し頂いている方々もおられ、
そのたびに、中々ワタクシの回復が見られないことに、
ご心配や、もしかするとご不快な思いをされていらっしゃる方も
いるかもしれません。

実際、今までに何度となく、様々なご意見をメール等で賜るたび、
ワタクシとしても毎回歯痒い思いの中、
自分なりに、新しい身体との付き合い方を模索しながら
これまでLiveを続けて参りました。

先の投稿にも記述いたしましたが、
Liveをせず、ただただ一人で練習をし続けるというのは、
モチベーションを保つ上で、非常に厳しく、
また数年前まで、ソレを何年にも渡りやってきたワタクシとしては、
再度ソレをやることが、逆に精神的なダメージを与えると考え、
恥を忍んでLiveを再開し、やり続けてきました。

3ヶ月ほど前からは、ようやく身体の筋力造りや、
新しい身体への対処法などのセオリーが見え、
それをやれば唄える身体になれることが掴めてきました。

しかし、にも関わらず、どうしても発声の面で、
クリアー出来ないことがあり、
色々自分の身体を探っている中で、
数ヶ月前から、最初はボンヤリと…
そして日に日に段々と確信めいた思いが募っていきました。

それは、声帯そのものは全く問題ないはずなのに、
その周辺の筋肉が変だ…
何年も前から鼻うがいまでしているのに、
当たらない鼻の奥の奥というか、喉とを繋ぐ辺りが
何だか乾燥と若干の痛みも感じる…

原因はコレなんじゃないか?と…

実は発声に違和感を覚えていたのは、
もう十年近く前からで、
これまで耳鼻咽喉科へは行ったり、
中でも声を仕事にしているような人たちが行くと言われている
大概の耳鼻咽喉科へは行ったことがありました。

でも診断結果は、まぁ全く間違いではないにせよ、
直感的にソレが元凶ではないような気がして、
実際、全く改善もされなかったし・・・

そして数年前、局所性ジストニアというのがあることを知り、
疑ってみたものの、
インターネットに載っているものと照らし合わせても、
微妙に違うような気もして、
でも念のため、ジストニアの方にご紹介いただいた病院へ行ってみても、
やはり違うと言われました。

そんなワケで、耳鼻咽喉科へ行くにせよ、
次は何処へ行ったらいいのか…?

手術ミスにより、本来全く関係の無かった左の腎臓がダメになってしまった経緯があり、
しかもその病院は、元々ワタクシが手術した科の中では、
手術回数が多いと評判なのだと
入院中に知り合った患者さんから聞いたのですが、
でも結果そんなだったもので、
正直、病院というものに対して、慎重になっていて…

だから、何処でもいいから行くというような気に、どうしてもなれず、
どうしたものか…?
と頭の片隅で考えながら、練習の日々を過ごしていたところ…

ある日、何気なくFBを見ていた時に、
一度だけお目に掛かったことのあるベーシストが、
耳のトラブルで困っていて、
『頭が狂いそう』 とまで書いている記事が目に止まった。

他人事には思えず、読み始めたところ、
日々更新される記事には、中々改善が見られないと…

ところがある日の記事に、知り合いから紹介してもらったトコに行ったら、
原因が判り、先生からは『普通はなかなか見付けられないから』 と言われたと…

そして、その記事に対して沢山のコメントの中、
ふと目に止まったのが、
『中村橋の萩野先生の息子さん』 や
昔から知っているピアニストが
『あの先生はいいですよね』 と書いている。

ビックリしました。
ワタクシの掛かりつけの耳鼻咽喉科が
その中村橋にある萩野耳鼻咽喉科でした。

当然、悪くなった時には、必ず行っており、
実は今から7~8年前だったか、
いや、もしかしたら10年くらい前かもしれないけれど、
行ってみたら病院は無くなっておりました。

その頃のワタクシは、精神的にもかなりヤラれていた頃で、
かつてあったはずの病院の固く閉ざされている扉を目にした時、
まさに膝から崩れ落ちんばかりに愕然とし、
何かの間違いであってほしい!
と、そのまま近所の交番まで行き、聞いたほど。

『お医者さんがご高齢で、畳んだんですよぉ~』
ワタクシの心情や事情を知る由もないお巡りさんは、アッサリと答え、
そのアッサリさがまた、弱っていたワタクシの心にグサグサ刺さり、
あまりのショックで直ぐに言葉が見つからなくて
絶望的になったこと、今でもハッキリ覚えています。

その後、随分と経ってから、インターネットで何処か良い病院はないか?
と探すと、時々ひらがなの 『はぎの耳鼻咽喉科』 が出てくるたび、
“もしかして息子さんなのかなぁ…” とは思うものの、
場所があまりにも違うところであり、
佐藤や鈴木ほどではないにせよ、
萩野も、それほど珍しい名前でもないし、偶然かも…
と、そのまま何年も経過しました。

実際、今ほど必死に探せるエネルギーも無く、底をついていて、
どこか諦めていたような気もします。

その間、前述の通り、他の耳鼻咽喉科へ行ったり、
別な件で入退院の繰り返しな数年があったり…

で、話を戻すと、
そのベーシストの記述にあった
“普通は中々見付けられない” ということと、
“中村橋の先生の息子さん” ということで
ワタクシの中で 『今だ!ココだ!』 と何か閃くものを感じ、
8月末に行ってみました。

場所は何と、玉川学園前にある 「はぎの耳鼻咽喉科」

はぎの紹介

つまりは町田の1駅手前です。
と、と、と、遠い。。。

でも思い切って行って良かった!

ワタクシが動物的直感で感じていた
『声帯そのものは全く問題なく、
その周辺の筋肉が…
鼻の奥の奥というか、喉とを繋ぐ辺りが
何だか乾燥と若干の痛みが…』
をドンピシャで言われ、
中々見付けられない場所だからとも…。

更に驚いたことに、
念のためと思って口に出した腎臓の件が
発声にも関わっていることを指摘され、
腎臓も元気になりますよ、とも言われ…

そして、その先生がメモ書きまでして
『アナタのことが、そのまま書かれているようなものだから
読んだ方がいい』
と言われ、とある本をご紹介いただきました。

「道なき道の先を診る」 堀田修 著

早速、図書館で借りて読もう!と帰宅後に調べてみたら、
都内で読めるのは国会図書館しかありません。。。

国会図書館エリア

余談ですが…
国会図書館って、借りる手続きの前に、
登録証を申請しなきゃいけなくて、
ソレが手に入るまでに約15分、
別棟に移動し、自分で専用PCで借りたい本を検索と貸し出し申請をし、
直ぐもらえるかと思いきや、
最低でも30~40分は掛かります…
とのことで、時間潰しが必要で、
やっと手に入ったと思ったら、持ち帰り出来ないシステム、
というオチが付いてきますので、
時間に余裕を持って、永田町へGO!です…(笑)

国会図書館まで

さて、話を戻しますが…
いざソレを読んだところ、
ワタクシが10年ほど前から発声に違和感を覚えていた理由まで
全て解ったのです。

実はこれは初めて公表しますが、
ワタクシは自律神経失調症でした。

何年も家族にすら判らないように
過ごしていたので、
生徒たちも誰も判らなかった思います。

そう出来たのは、ワタクシが良くも悪くもプライドが高いから、
哀れに思われたくない、同情されたくない、
っていう気持ちで、バレずにやれたんだと思います。

でも、ある日、母と久々に会った時に、
ワタクシの顔つきが隠し覆せないほど酷かったことでバレて、
そこから家族が協力してくれて、今に至っています。

その頃のワタクシが思っていたことは、
このままで人生終われない…
最後は可愛そうな寂しい人生だっただなんて
思われたくない…
これじゃ死んでも死にきれない…
冗談じゃない…
ただソレだけのプライドで自分を支えていました。

家族が協力してくれてからも次々色々なことが降ってきて、
払いのけても払いのけても
全く這い上がることが出来ない日々が更に何年も続いて…

でもお引越しをしたことで、やっと少し上向き掛けたところで、
例の救急搬送から緊急手術へとなるワケですが…

なぜ今、このような話をしたかというと、
先程の本の中に、腎臓との関連の他に、
何と自律神経失調症との関連が書かれていたのである。
そこで全ての謎が解けたのです。

ワタクシの場合、そもそものキッカケは、自律神経の乱れからで、
自分の環境が、すぐに良い方向へ向いていたら、
もしかしたらココまでならなかったかもしれないが、
何年にも渡り、経てば経つほど状況が悪化していったから
当然、自律神経が整うはずもなく、
となれば発声も比例するから、益々自律神経にも影響し、
負のループに陥ったのだと…
そして、後に腎臓でヤラれて今に至ったのだと…

本により今までのモヤモヤ感や自分の状態が良く解ったことで、
ただ読んだだけだし、自分の状態は何も変わっていないのに、
読み終えた時には、長年着ていた重~い鎧が取れたような、
何なら、もう治ってしまったかも!なくらい、
図書館を出た時には、気分は晴れやかだった。

ワタクシがされた診断は 「慢性上咽頭炎」 でした。
その為に行う治療というのが、
Bスポット療法というものです。

大体のことは、ココをご覧になられると解るかと、、、
「上咽頭炎&Bスポット療法」

本を読んで解ったことは、
このBスポット療法が、万病とは言わずとも、
発声とは全く関係の無いあらゆる病気に有効であること。
その治療が、耳鼻咽喉科の先生でも浸透していないこと。

何か診断のつかないモヤモヤした症状をかかえている方は、
試しに 「道なき道の先を診る」 を読んでみるだけでも
有益ではないかなと…

まだ2回しか治療は受けていないけれど、
1回目から声が出しやすくなり、
それだけでも唄うエネルギーが物凄く軽減されました。

但し、この治療での絶対効力期間が4日しかないので、
実は先日行った9/13のLive前に、
頑張って治療へ行ってきました。

今のワタクシは、体力がない為、
ハードな日の翌日は、どうしても微熱が出てしまいます。
まぁこれも、本によれば上咽頭炎のせいらしい…

だから、Live前に行くのは、かなりリスクがあるのですが、
今回Liveをやってみたところ、
体調は最悪でしたが、
声は今までになく出しやすいLiveでした。

勿論、まだ出せない音もあるし、
音色に至っては、何種類も出せていた頃には及ばないけれど、
でも明らかに自分の中では、発声のエネルギーも含め、
今までとは全く違っていました。

萩野先生からは、かなり緩やかで時間は掛かりますが、良くなります!
とは言われており、
今コレが最低なワケで、これより良くなるならば、
たとえ時間が掛かろうとも頑張れるし、
ここまで恥をさらしてしまった今のワタクシは、
もう怖いものも無いし…

まぁワタクシのことだから、
この先も蛇行しまくりだとは思うけれど、
でも上がっていかれると信じて
とにかく頑張ります!

今回、非常に長くなりスミマセン・・・
そして、ここまでお読み頂いた方、
本当にありがとうございます!

でも、この奇跡のような話を、
そして今まで、こんなワタクシにも関わらず、
聴きにいらして下さった方々へ、
全てをお話しすることが、
今のワタクシが出来る最大限のことのように感じたこと、
そして、ワタクシのように発声で悩んでいらっしゃる方々が、
この記事をご覧になられて、解決できるお役に立ちたい!
と思ったもので、今回包み隠さず記してみました。

実際ワタクシも、何年も前から数え切れないほど、
「声が出ない」「声がよれる」「喉の奥が動きすぎる」などなど
あらゆるワードを入れて検索をしてみても、
ボーカル教室のサイトやら、それに準じた記事やら、
そんなのばかりで、全く辿り着けませんでした。

最初から、上咽頭炎だのBスポット療法を知っていれば、
こんなに遠回りせずに済んだのです。

自分がどうなっているのかが判らない、
というのは本当にツラいです。。。

何処に向かって生きればいいのか?
何が正しいのか?
全く見えない中、一か八かで次の一歩を踏み出すわけで、、、

そんな思いをしている方々が、
きっと沢山いると思います。

その人たちが、どうかワタクシの記事に辿り着け、
光を見出すことが出来れば、
この公表は意味があったと思えるかなと…

まだまだ始まったばかりではありますが、
改めまして、末永く今後とも応援のほど
宜しくお願い致します!!!

最後は、はぎの耳鼻咽喉科入り口前の風景を…

はぎの入り口



.19 2016 Information comment0 trackback0

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プロフィール

Yuuki Yoshida

Author:Yuuki Yoshida
♪吉田有希♪

祖父は紫綬褒章、舞踊芸術賞を受賞の藤間秀斉、
父は元ジャズ・ヴォーカリストで、
日本ビクター音産のジャズ部門プロデューサー ビリー吉田の
長女として東京港区に生まれる。

3歳からバレエを18年、5歳からピアノを12年間習う。

高校卒業後、村上京子にジャズ・ヴォーカルを師事。

1993年よりTHE SHINY STOCKINGSへ加入と同時に、
ソロ・ヴォーカルとしてもライヴ活動を開始。

2003年よりVocal School【ZERO】を主宰し、
教育を通じての活動も行いる。
日本音楽指導員認定協会会員。

2005年12月をもって同グループを脱退。

2008年には、ファーストアルバム 【glatitude】 を発売。

しかし翌2009年より体調を崩し、
その後数年間、ライヴ活動を休止。

その間、死の宣告を数回され、
2度の開腹手術を受けるも、奇跡的に回復。

2013年より、主宰する【ZERO】の他、
吉祥寺・三鷹のカルチャースクール
Jazz Timeにて、講師も務める。

2015年5月より約7年間のブランクを経て、
ライヴ活動を再始動。

現在、都内近郊のライヴハウスを中心に、
様々な編成で活動中。

スタンダードジャズや映画音楽を中心に、
ボサノバ ・ ポップス ・ ラテン ・ J-ポップ等、
レパートリーも幅広い。

自然体でソフトなフィーリング、
スモーキーなハスキー・ヴォイスで唄うヴォーカリストである。

♪Official Web Site♪

【主な活動スポット】
上野 『Aries』 ・ 本郷/水道橋 『東京倶楽部』 ・ 大久保 『Boozy Muse』 他
______________________

☆ 2008年10月25日にFirst Album【glatitude】(3,000税込)が発売されました!!!☆

●○● 収録曲 ●○●

1)Nice Work If You Can Get It
2)恋人も濡れる街角
3)But Not For Me
4)One Note Samba
5)Stompin' At The Savoy
6)Sweet Memories
7)Ain't Misbehavin'
8)Old Devil Moon

↑YouTubeで試聴できます!曲名をクリック!


≪サポートメンバー≫

Sound Director/G/Arr/Cho)吉原寛治 Pf/Arr)岩谷泰行 W.Bass)高尾幸宏
E.Bass)山口良夫 Ds)日高弘 Key)清水ゆかり
Cho)吉田夏希

◆◇◆ CDご購入方法 ◆◇◆

※メールにて承ります。

●メールのタイトルに 『CD購入希望』と、お書き添えの上、
お名前/ご郵送先ご住所/ご希望枚数 も併せてご明記いただき、
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