アタシの守護神

ワタクシのことをご存知の方には今更なことですが、
ワタクシには3つ離れた妹がいます。

幼き頃のワタクシは、今のワタクシからは想像も出来ないでしょうが、
実年齢以上に精神年齢が非常に大人びてシッカリとした、
お姉ちゃんお姉ちゃんした子で、
一方の妹といえば、実年齢よりも中身が非常に幼く、
そして、いわゆるカンシャク持ち。

近所でも有名なくらい生意気な子で、
幼稚園の先生からは

『こんな生徒は見たことありません。
出来れば、もう来ないで頂きたい!』

と言われた程でした。

一度怒り出したら手が付けられず、
それも気が短いので、日に何度もキレて、
そのたびワタクシが煽てたり、なだめたり・・・

でも、何故か嫌いになれなくて、
いや、とっても可愛くて大好きな妹だったので、
友達と遊ぶ時も、いつも妹を連れて行っていました。

でも、妹が直ぐキレてしまうのは周知の事実だったので、
待ち合わせ場所に妹を連れて行くと、
友達は途端にイヤな顔をし、
それを見た妹はお約束な如くキレて泣きながら走り去っていく・・・

ワタクシとしては、やっぱり可愛い妹が、
まだ“今日は”何もしていないうちからイヤな顔をされたのは姉として悲しく、
走り去った妹を追いかけ、なだめて、機嫌をとって、
そして最後は2人きりで遊ぶ、
というのが、よくあるパターンだった。

姉妹喧嘩をしようものなら、
ワタクシは何か言い返したくても気持ちの方が先走り、
言葉が出てこず、そんな自分に苛立ち、涙が溢れてくる。

そんなワタクシを叩き潰すが如く(笑)
100倍くらいの語彙をベラベラベラベラと捲くし立て、
ワタクシの言葉なぞ一切挟む余地がないくらいで返ってくる。

で、どうにもワタクシの感情が抑えきれなくなると、
バコーン!と一発手が出ちゃった日にゃ~、

『お姉ちゃんなんだし、アナタの方が身体が大きいんだから、
叩いたらダメに決まってるでしょ!』

と母から怒られる。

その光景を妹は“助かった~”
みたいな、まるでアッカンベーでもしてるみたいな表情で見ていた。

そんなことがあっても、
妹を嫌いになれず、時には母のような気持ちで面倒をみていた。

そんな2人も段々と成長し、喧嘩も殆どしなくなり、
フツーなら個々の生活が中心になっていくのだろうが、
ワタクシが高校を卒業をしても、相変わらず妹とは仲が良く、
また友人達との集いにも妹を連れて行ったりもしていた。

さすがにこの頃ともなると、キレキャラは影を潜め(笑)
その場の空気を読みながら、時折お笑い芸人バリの笑いを提供したり、
大人しくフムフムと友人達の話を聞いたり、
なかなかオトナらしい振る舞いの出来る子になっていった。

彼女も人並みに、いや実際には人並み以上に色々な経験をしていったのだけれど、
そうした経験によって、
いつの間にか姉妹の関係は逆転していき、
本来、妹は良くも悪くも非常にピリピリした子なので、
その傷つきやすさが、逆に人への気遣いや思いやりを深く持つ子になり、
様々な場面でワタクシが気付けなかった時などに、
素早く助言や手助けをしてくれる姉のような存在になっていった。

一方ワタクシは、何かに集中すると、
といっても大概は音楽なのだが、
そうなると全く他が見えなくなってしまうので、
途中に横槍のようなモノが予定外に入ると、
途端に思考が停止し、慌てふためくタイプで、
直ぐにその場でグルグル回り続け、
酷い時は目が回ったまま逆走しちゃうなんてことも、、、

いつも思うのだけれど、結局ワタクシは全然成長していなくて、
あの頃と全く同じ。
つまりは、感情が先走って言葉に詰まっちゃうみたいな、
感情が高速回転して返す言葉が見付けられないのと一緒で、
次の一歩を踏み出したくても何処に着いていいのか混乱しちゃうみたいな、、、

そんな時、妹は必ずワタクシに言います。

『急がば回れだよ!』
『お姉ちゃんは例えば1年で結果を出そうみたいにやってるけど、
極端な話、死ぬまでに出来れば、それでいいじゃない!』
『お姉ちゃんは、いつも失敗、それもかなりの痛手を負うけれど、
必ずただじゃ起きないし、必ず正しい道を見付けて戻って来るヒトだから大丈夫!』

と・・・。

少し前までのワタクシは、
妹の言ってることは至極真っ当だけれど、
そんな悠長なこと言ってられない!
これだけ休んでしまったから、取り戻さなきゃ!
という焦りが勝って、どうしてもソレを受け入れられなかった。

ところが最近気付いたのですが、
今はまだ、以前と同じようには唄えない部分も多々あるものの、
それでも、今こうして少しずつ唄えるようになり、
Liveも再開していくうちに、
あんなに焦っていた、急いでいた自分がいなくなりつつあり、
妹が事あるごとに掛けてくれた、あの言葉通り、

“いつかクリアーすればいいじゃない。
それよりも唄えるようになったんだから、もうそれでいいじゃない。”

と思えるようになってきている自分に、少しばかり驚いています。。。

それに、活動を停止する前の数年間は、本当に心身ともにシンドかったので、
Liveをやっていても楽しめないどころか、
行くのもイヤになっていたり、唄ってる途中から
“あぁ・・・もう帰りたいなぁ・・・疲れたなぁ・・・ツラいなぁ・・・”
なんて思いながら唄っていたことが頻繁に起きていたのですが、
今は練習での一音一音でも楽しいし、大切に唄いたい気持ちが溢れてくるし、
ましてやLiveともなると雑念なんて無くなり、
とにかく今できることを精一杯やる!
ってことだけで集中できるようになって・・・

再活動をしてから、妹はまだ聴きに来られてはいないけれど、
それでも何か何処かで聴いてくれているような、
そんな気持ちで最近のLiveはやっています。

って、まるで妹は死んじゃってるみたいですが、
ガッツリ生きてますし、すこぶる元気です!(笑)

次のLive会場は、妹の家と間逆の場所なので、
来られないと思うけれど、
そのうち聴きに来てくれた日にゃ~、
ワタクシが心から音を楽しんでいるであろう様を
きっと誰よりも喜んでくれるのではないか?
と、今から楽しみです。

さ~て、2日続けてちょっと硬い話をしてしまったので、
次に書く時は、超~クッダラナイ内容にしまぁーす!(笑)

あっ!
ちなみに次のLiveはコレね!
みんなーっ!ぜーったいに聴きに来てねーっ!!!
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
7月13日お試しハガキ_convert_20140524210208















.22 2014 未分類 comment0 trackback0

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プロフィール

Yuuki Yoshida

Author:Yuuki Yoshida
♪吉田有希♪

祖父は紫綬褒章、舞踊芸術賞を受賞の藤間秀斉、
父は元ジャズ・ヴォーカリストで、
日本ビクター音産のジャズ部門プロデューサー ビリー吉田の
長女として東京港区に生まれる。

3歳からバレエを18年、5歳からピアノを12年間習う。

高校卒業後、村上京子にジャズ・ヴォーカルを師事。

1993年よりTHE SHINY STOCKINGSへ加入と同時に、
ソロ・ヴォーカルとしてもライヴ活動を開始。

2003年よりVocal School【ZERO】を主宰し、
教育を通じての活動も行いる。
日本音楽指導員認定協会会員。

2005年12月をもって同グループを脱退。

2008年には、ファーストアルバム 【glatitude】 を発売。

しかし翌2009年より体調を崩し、
その後数年間、ライヴ活動を休止。

その間、死の宣告を数回され、
2度の開腹手術を受けるも、奇跡的に回復。

2013年より、主宰する【ZERO】の他、
吉祥寺・三鷹のカルチャースクール
Jazz Timeにて、講師も務める。

2015年5月より約7年間のブランクを経て、
ライヴ活動を再始動。

現在、都内近郊のライヴハウスを中心に、
様々な編成で活動中。

スタンダードジャズや映画音楽を中心に、
ボサノバ ・ ポップス ・ ラテン ・ J-ポップ等、
レパートリーも幅広い。

自然体でソフトなフィーリング、
スモーキーなハスキー・ヴォイスで唄うヴォーカリストである。

♪Official Web Site♪

【主な活動スポット】
上野 『Aries』 ・ 本郷/水道橋 『東京倶楽部』 ・ 大久保 『Boozy Muse』 他
______________________

☆ 2008年10月25日にFirst Album【glatitude】(3,000税込)が発売されました!!!☆

●○● 収録曲 ●○●

1)Nice Work If You Can Get It
2)恋人も濡れる街角
3)But Not For Me
4)One Note Samba
5)Stompin' At The Savoy
6)Sweet Memories
7)Ain't Misbehavin'
8)Old Devil Moon

↑YouTubeで試聴できます!曲名をクリック!


≪サポートメンバー≫

Sound Director/G/Arr/Cho)吉原寛治 Pf/Arr)岩谷泰行 W.Bass)高尾幸宏
E.Bass)山口良夫 Ds)日高弘 Key)清水ゆかり
Cho)吉田夏希

◆◇◆ CDご購入方法 ◆◇◆

※メールにて承ります。

●メールのタイトルに 『CD購入希望』と、お書き添えの上、
お名前/ご郵送先ご住所/ご希望枚数 も併せてご明記いただき、
officezero55@gmail.com までご注文くださいませ。

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