今の私の一番の願い

 18, 2014 00:17

Liveは始まってしまえばアッと言う間だ。

先日のLive、スタート時のMCでは、暫くお休みすることには触れたものの、
内心その時点では実感が無く、
それよりも唄うことに頭も心もシフトしていたので、
正直そんなに感傷的な気持ちも湧かぬまま進行していった。

そして最後の曲を唄い終え、
皆さんへ “いつも通りの” シメの挨拶をし、
最後に 『ありがとうございました! またいつか、何処でお目に掛かりたいと思います・・・』
と言おうとし、“またいつか” と言い掛けた瞬間、
“あっ、そっかぁ・・・
次はあるのか無いのか、
あるとしたらソレはいつなのか、
明言すら出来ないし、コレで私のLiveはお終いなんだぁ・・・”
ってことに気付き、そう思ったら急に寂しくなり、
泣きそうになるのをグッと堪えた。

決して悲しいわけではなく、
やっと戻ってこられた場所を去らねばならないことが寂しいのだ。

今日で最後のLiveを終えてから5日が経った。
その間はいつも通り、生徒のレッスンをしながらの日常。

ただただ月日が流れていく中で、
もう直ぐ唄えなくなるタイムリミットが日に日に迫り、
“やり残していることは無いかな・・・?”
“何とかあと1~2回、Live感を味わえる機会を作れないかなぁ・・・”
と思い始め、
ふと “セッションに行って唄ってみようかしら・・・”
と思い立ち、直ぐに自分のオフの日にセッションをやっている場所を考えつつ、
“誰の伴奏で唄いたいかなぁ・・・” と色々調べてみたら、
高田馬場のイントロというお店に、
ピアノの菊池太光サンがセッションホストでいることが判り、
ココに行こう!と即決めた。

そして今日はその日だったので、
昨日から楽しみにしていた。

ところが昨日は、三鷹で大勢の生徒のレッスン、
終了後は急いで帰宅し、レッスン室やらお手洗いやらのお掃除をし、
夜は主宰する【ZERO】で4人のレッスンだったので、
健康な身体だったとしても、なかなかのハードスケジュールではあるのだが、
この身体の状態でコレをこなすのは、翌日に相当なるダメージがあることは想定できた。

ある意味、予想通り今日はやはり身体がシンドい。。。
でも、貴重なお休みを単なる自宅練習で終えるには後悔しそうで、
とりあえずは支度をし始めたのだけれど、
段々と違和感を覚え、検温すると熱が、、、

一旦は諦めて横になったものの、やっぱり諦めきれず、
とりあえず少し唄ってみてから再考しよう、
と唄ってみたものの、立っているのもシンドく、
唄うにも気持ちはあるのに身体のパワーが湧かない。。。

結局、行くのを諦めた・・・。

コレが後に正解だったのか、やはり後悔するのか判らないけれど、
とにかく身体が言うことを聞かないのでは、もうどうしようもない・・・。

まぁこんなだと、やっぱり落ち込まないはずもないワケだけど、
横になりながらボンヤリ観るような観ないような感じでテレビに目をやっていたら、
とある人のドキュメントがやっていた。

“そうか・・・誰しもピンチは訪れるワケで、ソレをどう生かしていくのか、
その間をどう捉え、どう過ごすのか、ソレが一番大事なんだよなぁ・・・”
と当たり前なことを改めて強く感じた。

じゃ~どう過ごすのか? 何をするのか?
と問われても、今まだかろうじてフツーな生活が出来ている私には、
朧気(おぼろげ)ながら思い描きつつも、
いざ実際に退院してみたら、ソレすら出来ないかもしれないから、
今は敢えて考えないようにしている。

唄ってばかりいた幼少時代。
唄ってばかりいた学生時代。
唄ってばかりいたこの20年。

自分に才能があるだなんて思ったことも無いし、
コレで生活が出来るだなんてことも考えたこともなく、
ただただ唄いたいって気持ちだけで、ここまで生きてきた。

そんな私だから、退院したら直ぐにも今どのくらい唄える?
って確かめるとは思うし、
また唄えるよう身体造りを一から始めるとは思うけれど、
こんなことを、この短い期間で2回もしなくてはならないのには、
きっと意味があるんだと、何だか急にそう思えてきた。

別に “こんなにも大変でした・・・”
だなんて苦労やら努力自慢をするつもりは微塵も無いのだけれど、
でも、もしか今、何かしらで唄うことに苦しんでいる人がいるんだったら、
その人達にとって、役に立てる経験を私がしているのかもしれない・・・
と急にそんな思いに駆られた。

私にとって唄えることは、本当に嬉しいことであり、
私自身を幸せにしてくれるモノ。

だから早くフツーでいいから健康な身体を取り戻し、
唄える身体を一日も早く造って、
沢山の素晴らしい作品達を私の声を通して知ってもらいたいし、
共演者達のファンになってドンドンLiveを聴きに行ってもらいたい。

それが今の私の一番の願いである・・・












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