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今の私の一番の願い


Liveは始まってしまえばアッと言う間だ。

先日のLive、スタート時のMCでは、暫くお休みすることには触れたものの、
内心その時点では実感が無く、
それよりも唄うことに頭も心もシフトしていたので、
正直そんなに感傷的な気持ちも湧かぬまま進行していった。

そして最後の曲を唄い終え、
皆さんへ “いつも通りの” シメの挨拶をし、
最後に 『ありがとうございました! またいつか、何処でお目に掛かりたいと思います・・・』
と言おうとし、“またいつか” と言い掛けた瞬間、
“あっ、そっかぁ・・・
次はあるのか無いのか、
あるとしたらソレはいつなのか、
明言すら出来ないし、コレで私のLiveはお終いなんだぁ・・・”
ってことに気付き、そう思ったら急に寂しくなり、
泣きそうになるのをグッと堪えた。

決して悲しいわけではなく、
やっと戻ってこられた場所を去らねばならないことが寂しいのだ。

今日で最後のLiveを終えてから5日が経った。
その間はいつも通り、生徒のレッスンをしながらの日常。

ただただ月日が流れていく中で、
もう直ぐ唄えなくなるタイムリミットが日に日に迫り、
“やり残していることは無いかな・・・?”
“何とかあと1~2回、Live感を味わえる機会を作れないかなぁ・・・”
と思い始め、
ふと “セッションに行って唄ってみようかしら・・・”
と思い立ち、直ぐに自分のオフの日にセッションをやっている場所を考えつつ、
“誰の伴奏で唄いたいかなぁ・・・” と色々調べてみたら、
高田馬場のイントロというお店に、
ピアノの菊池太光サンがセッションホストでいることが判り、
ココに行こう!と即決めた。

そして今日はその日だったので、
昨日から楽しみにしていた。

ところが昨日は、三鷹で大勢の生徒のレッスン、
終了後は急いで帰宅し、レッスン室やらお手洗いやらのお掃除をし、
夜は主宰する【ZERO】で4人のレッスンだったので、
健康な身体だったとしても、なかなかのハードスケジュールではあるのだが、
この身体の状態でコレをこなすのは、翌日に相当なるダメージがあることは想定できた。

ある意味、予想通り今日はやはり身体がシンドい。。。
でも、貴重なお休みを単なる自宅練習で終えるには後悔しそうで、
とりあえずは支度をし始めたのだけれど、
段々と違和感を覚え、検温すると熱が、、、

一旦は諦めて横になったものの、やっぱり諦めきれず、
とりあえず少し唄ってみてから再考しよう、
と唄ってみたものの、立っているのもシンドく、
唄うにも気持ちはあるのに身体のパワーが湧かない。。。

結局、行くのを諦めた・・・。

コレが後に正解だったのか、やはり後悔するのか判らないけれど、
とにかく身体が言うことを聞かないのでは、もうどうしようもない・・・。

まぁこんなだと、やっぱり落ち込まないはずもないワケだけど、
横になりながらボンヤリ観るような観ないような感じでテレビに目をやっていたら、
とある人のドキュメントがやっていた。

“そうか・・・誰しもピンチは訪れるワケで、ソレをどう生かしていくのか、
その間をどう捉え、どう過ごすのか、ソレが一番大事なんだよなぁ・・・”
と当たり前なことを改めて強く感じた。

じゃ~どう過ごすのか? 何をするのか?
と問われても、今まだかろうじてフツーな生活が出来ている私には、
朧気(おぼろげ)ながら思い描きつつも、
いざ実際に退院してみたら、ソレすら出来ないかもしれないから、
今は敢えて考えないようにしている。

唄ってばかりいた幼少時代。
唄ってばかりいた学生時代。
唄ってばかりいたこの20年。

自分に才能があるだなんて思ったことも無いし、
コレで生活が出来るだなんてことも考えたこともなく、
ただただ唄いたいって気持ちだけで、ここまで生きてきた。

そんな私だから、退院したら直ぐにも今どのくらい唄える?
って確かめるとは思うし、
また唄えるよう身体造りを一から始めるとは思うけれど、
こんなことを、この短い期間で2回もしなくてはならないのには、
きっと意味があるんだと、何だか急にそう思えてきた。

別に “こんなにも大変でした・・・”
だなんて苦労やら努力自慢をするつもりは微塵も無いのだけれど、
でも、もしか今、何かしらで唄うことに苦しんでいる人がいるんだったら、
その人達にとって、役に立てる経験を私がしているのかもしれない・・・
と急にそんな思いに駆られた。

私にとって唄えることは、本当に嬉しいことであり、
私自身を幸せにしてくれるモノ。

だから早くフツーでいいから健康な身体を取り戻し、
唄える身体を一日も早く造って、
沢山の素晴らしい作品達を私の声を通して知ってもらいたいし、
共演者達のファンになってドンドンLiveを聴きに行ってもらいたい。

それが今の私の一番の願いである・・・












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プロフィール

Yuuki Yoshida

Author:Yuuki Yoshida
♪吉田有希♪

祖父は紫綬褒章、舞踊芸術賞を受賞の藤間秀斉、
父は元ジャズ・ヴォーカリストで、
日本ビクター音産のジャズ部門プロデューサー ビリー吉田の
長女として東京港区に生まれる。

3歳からバレエを18年、5歳からピアノを12年間習う。

高校卒業後、村上京子にジャズ・ヴォーカルを師事。

1993年よりTHE SHINY STOCKINGSへ加入と同時に、
ソロ・ヴォーカルとしてもライヴ活動を開始。

2003年よりVocal School【ZERO】を主宰し、
教育を通じての活動も行いる。
日本音楽指導員認定協会会員。

2005年12月をもって同グループを脱退。

2008年には、ファーストアルバム 【glatitude】 を発売。

しかし翌2009年より体調を崩し、
その後数年間、ライヴ活動を休止。

その間、死の宣告を数回され、
2度の開腹手術を受けるも、奇跡的に回復。

2013年より、主宰する【ZERO】の他、
吉祥寺・三鷹のカルチャースクール
Jazz Timeにて、講師も務める。

2015年5月より約7年間のブランクを経て、
ライヴ活動を再始動。

現在、都内近郊のライヴハウスを中心に、
様々な編成で活動中。

スタンダードジャズや映画音楽を中心に、
ボサノバ ・ ポップス ・ ラテン ・ J-ポップ等、
レパートリーも幅広い。

自然体でソフトなフィーリング、
スモーキーなハスキー・ヴォイスで唄うヴォーカリストである。

♪Official Web Site♪

【主な活動スポット】
上野 『Aries』 ・ 本郷/水道橋 『東京倶楽部』 ・ 大久保 『Boozy Muse』 他
______________________

☆ 2008年10月25日にFirst Album【glatitude】(3,000税込)が発売されました!!!☆

●○● 収録曲 ●○●

1)Nice Work If You Can Get It
2)恋人も濡れる街角
3)But Not For Me
4)One Note Samba
5)Stompin' At The Savoy
6)Sweet Memories
7)Ain't Misbehavin'
8)Old Devil Moon

↑YouTubeで試聴できます!曲名をクリック!


≪サポートメンバー≫

Sound Director/G/Arr/Cho)吉原寛治 Pf/Arr)岩谷泰行 W.Bass)高尾幸宏
E.Bass)山口良夫 Ds)日高弘 Key)清水ゆかり
Cho)吉田夏希

◆◇◆ CDご購入方法 ◆◇◆

※メールにて承ります。

●メールのタイトルに 『CD購入希望』と、お書き添えの上、
お名前/ご郵送先ご住所/ご希望枚数 も併せてご明記いただき、
officezero55@gmail.com までご注文くださいませ。

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